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本日の東京新聞より。
「 東京都立高で文武両道はもはや夢? 東大など難関大学を目指す都立進学校で生徒の部活動を制限させる動きが広がっている。各校は、部活動の時間を補習に充てるなどの「改善計画」を13日の都教委に提出。中にはサッカーの全国大会に出場した「都立の星」も含まれ、文武両道の実現には、よほどの努力が必要となりそうだ。
都教委は都立の全百九十一校のうち、生徒の多くが東大など難関国公立大を目指す七校を「進学指導重点校」とし、そのほかの国立大や早、慶、上智など有名私立大を狙う五校を「進学指導特別推進校」と定めている。
しかし、都立最高峰の日比谷を除く、各校では近年、目標大学への合格者数が伸び悩み、減少する学校も出ている。都教委は各校の進学指導を見直し、生徒の学力データ分析の徹底や部活動、学校行事の活動時間のルール化などを求めた。
部活動については、大半の学校が時間を制限する具体策を明示。昨年十二月に全国高校サッカー選手権に出場した駒場も三年ほど前から練習は午後六時までだ。同校の初見豊校長は「時間を制限することで練習も効率的になり自宅での学習時間も確保できた」という。
その一方で、都教委は広尾、雪谷など三十校を部活動推進指定校とし、外部指導員や備品の充実などで部活動を支援。二〇一三年の東京国体に向け、スポーツ強化校としての支援も行うなど、学校ごとに個性化を図る多極化を進めている。
十三日の都教委では改善計画を評価する声が相次いだ。竹花豊委員は「部活動も大事だが、勉強は個人の力。高校生の時に集中力と能力の限界に挑戦してほしい」と賛意を表明。木村孟委員長も「学習で専門性を養い、国際的な人間を育てるのは公教育の義務。企業が体育会系の人材を志向するから、子供が部活動に力を入れる。企業の責任は重い」と、部活動の行き過ぎに注文を付けた。
これに対し、教育評論家で法政大教授の尾木直樹氏は「学習時間を増やせば合格者が増えると思っているなら、あまりにナンセンス。大事なのは、将来どういう人生を送りたいか子供に考えさせ、意欲をかき立てること。そうすれば、部活動をしてようが、一生懸命勉強する。そもそも部活の時間を削ってまで勉強しないと合格しない人間なら大学側もいらないのでは」と手厳しく指摘している。」
このニュースだけ見ると、「勉強だけが学校じゃないのに、部活動制限なんて怪しからん!」という意見を持つ人が大半になるだろう。TBSの朝ズバッでも、そのような論調であった。
だが、これではあまりに東京都教育委員会や都立高校がカワイソウな報道だ。
東京新聞の欄に小さく書かれた都立各高校の部活動制限をみると、ものすごく当たり前のことばかりなのだ。例えば・・・
・夜6時30分までには完全下校
・成績不振者には部活動顧問から両立に関する指導をする
・部活動と勉強両立の保護者会を実施
・週1回は部活動をおこなわない休息日を設ける
これらのどこから、「文武両道は無理」なんて言葉が出てくるのだろうか。はなはだ疑問である。
夜6時30分までの完全下校が「制限」だというのならば、夜の8時や9時まで部活動練習をすることが健全だと言えるのか?
部活動が休みの日を週1回もうけたら、文武両道ではないのか?
ちゃんと都教委のプレス発表を読めばわかることだが、都立進学校が行おうとしていることは、文武両道ができるような環境の整備であって、決して文武両道をあきらめたわけではない。
東京新聞は思想的に東京都教育委員会が「嫌い」であるから、こういう偏った報道をするのだろうが、これでは都立高校が気の毒。
新しくできる高校がどれくらいのレベル(偏差値)になるかというのは、予想が大変難しい。模試会社や進学塾が、過去の事例から予想偏差値を立てるわけだが、外れてしまうことも多々ある。
昨年に一期生を迎えた、小金井市にある東京都立多摩科学技術高校はその典型例だ。
多摩科学技術高校は、多摩地区の中核となる理数系進学校を目指して、初代校長を日産自動車から迎えて創立した注目校。
学校の狙い通りに、学力レベルの高い生徒が集まり、結果偏差値は59となった。おおよそ、57〜62程度の偏差値を持つ生徒が集まったということになる。
西高や国立高といった都立トップ校を目指せる偏差値の生徒も入学してきたそうで、学校への期待の高さがうかがえる。2年後には、進学実績が期待できそうだ。
さてところが、一回目の入試がおこなわれる前に出された予想偏差値は、この偏差値59を大きく下回る数字が多かった。
偏差値55とかならまだマシなほう。ひどいとこだと、偏差値49と予想する業者さえあった。開校前の予想偏差値がいかにいい加減なものかがよく分かる。
問題なのは、いまだに間違った偏差値を載せているウェブサイトがあることで、高校受験生は気を付けなければならない。
来年度には王子総合高校が開校するが、この高校に関しても同じで、予想偏差値はあまり当てにしないこと。予想偏差値は、しょせんは「予想」でしかないのだから。業者の出す偏差値に過度の信頼を寄せてはならないのだ。
都立2番手校や都立3番手校の校風や教育の違いをざっと書いてみたいと思う。
〜都立2番手校
このレベルからでも東京大を十分目指せる。進学先目標は東工大、一橋大、東京外国語大などになるだろう。
・戸山高校 →理数系重視、医学部受験に強い、最新の綺麗な校舎、ライバル校の新宿高校との球技戦
・青山高校 →都会的校風、おしゃれ、区部でNo.1の文化祭と言われる外苑祭、青山フィルハーモニーは有名
・両国高校 →予備校いらず、国語教育の名門、芥川龍之介などの小説家輩出校、厳しくも温かい指導
・新宿高校 →面倒見の良さは都内一番との評判、国公立クラス、戸山高校との球技戦、伝統の臨海教室、主要教科は全て学力別
・八王子東高校 →予備校いらず、国公立大に強い、文化祭で気球、地味なイメージがあるが実は行事や部活がとても盛ん
・立川高校 →府立二中の多摩の名門、質実剛健・バンカラ気風、65分授業、綺麗な校舎、国立高との交流が盛ん
・都立武蔵高校 →多摩地区屈指の行事の盛んさ、地球学の実施、早稲田大現役進学者数都内No.1
〜都立3番手校
最も個性豊かで志望校選びが楽しいと言われているグループ。このグループの高校生は本当に学校生活が楽しそう。1年次からしっかり大学受験を意識して、国公立大学や早稲田、慶應、上智を目標に勉強をしたいところ。
・小山台高校 →理系大学進学の名門、東京工業大、経済界に圧倒的な小山台人脈で就職にも有利、総理大臣輩出、東京屈指の運動会、国際交流、班活動、派手な生徒はいない
・竹早高校 →小規模な学校、文化部が非常に活発、竹早塾
・駒場高校 →文武両道の名門、校舎が綺麗で設備が凄すぎ、都立一のリア充生活?
・武蔵野北高校 →オシャレな制服
正直、こんな学校が川崎市にあるなんて知らなかった。川崎市立川崎総合科学高校。6つの学科があって、注目は科学科。
1クラス分しかないアットホームな学科。ここから、東大、医学部、東工大、一橋大、中堅国公立大、早稲田大、慶應義塾大、東京理科大などの難関大にどんどん現役進学者を出している。
Y先生が一番おすすめだと言うだけあって、確かに環境が良さそうだ。高校受験生で、大学は難関大学に受かりたいという強い意志のある子なら、他の県立トップ校より良いんじゃないだろうか。
ネットで検索していたら、川崎総合科学高校の科学科卒業生だという人のブログに行きついた。その内容が興味深いので、ちょっと引用する。
間が仕切られたブース型の机が20個強ぐらい並んでいて、参考書や大学入試問題なんかが置いてあって、放課後には卒業生がチューターとしてやってくる。
ここで勉強する人もいれば、教室や自宅で勉強する人もいました。
私達の科が周りからどういう風に見られていたのか?
とある掲示板ではこう書かれていました「あそこは受験少年院だから」と。
確かに特別プログラムがいろいろあったんですよね。
・毎週3回、朝7:30から行われる「朝ゼミ」
・夏は7月いっぱい、冬はクリスマス直前まで授業が行われる期末授業
・夏休みに3泊4日で行われる娯楽皆無の勉強合宿、もちろん全員参加
・河合塾、駿台、代ゼミ、ベネッセ、年間15回以上行われる全員必修の公開模試
うわ書いてるとほんとに受験少年院な気がしてきた(笑)
ここまで書いてるとひたすら教師が「勉強しろ〜、勉強しろ〜」と言ってプレッシャーかけて来そうな感じがしますが、実際そうでもなかったりします。
いや、言われなかった訳ではないですが。
どちらかと言えば、「環境は揃えた、後はおまえらのやる気次第」といった感じでしたかね。
結局のところ何が勉強に影響するのかというと、周りの環境って言うのが結構大きい気がします。
聞く所によると公立の普通科の場合、それなりの進学校でも一浪してから有名大学に合格というのが多いみたいです。
放課後に教室に残って勉強する、私達には当たり前の光景でしたが、何でも私の学区のトップ校ではこんな事をしていると周りに冷やかされるとか。
にわかには信じがたい話ですが。
ならばどこでいつ勉強するのか?
予備校へ行くんですね、浪人して。
私達の場合、3年間同じクラスでみんな同じ公開模試受けてますから嫌でも周りと情報が共有化される訳なんで、自然と仲間意識とある種の競争意識が出てきます。
クラスで残って勉強している人間がいたら、じゃあ私も。と言うことになるんですね。
お互いに得意分野で教え合いもする、当たり前のように。
「勉強したいときに勉強しやすい環境」
当たり前のようなこれが実はとても大事。
結果として私達のクラスからは現役で国公立大学(うち東大1人東工大2人)に10人近く合格、私大も結構なレベルの所へ進学した人が大勢です。
みんな予備校へ通っていたのか?
いいえ、通っている人もいましたが、通っていない人の方が多かったです。
ここまで書くと入るのがとても難しそうに見えますが、実は私達の入った年の難易度は県内中堅レベル。
さらに卒業した、要は東大現役合格を出した年には定員割れを起こしてフリーで入れたんです。
最近は少し難易度あがったらしいんですが、それでも普通科進学校と比べると低めの難易度。
なんでなのかを担任に尋ねたら、「入試説明会で脅かしたら、みんなビビって来なくなるんだ」とか。
先生方としてはある程度覚悟を持ってきてくれる方が望ましいようなので、そこまで問題視はしていないみたいですが。
ただ、そこまで辛いものではなかった気がするけどなぁ・・・・・・
最終的には勉強するかしないかなんて自分次第で、サボろうと思えばいくらでもサボれた。
もちろん自主勉強のことで、授業には出てたけど。
私の場合、3年で文系に進路変更したこともあって半ば浪人覚悟だったんで、
3年の後半でも意外とのんびりムードというか、あまりやる気の無い風だったんです。
ただ、周りの邪魔さえしなければそれでも別に咎められる訳でもなくて、みんなが追い込みかけてる間に一人基礎問題やったり小説読んだり、図書館でアニメ見たりしてました。
横浜の予備校へ模擬試験に行っても、空き時間や終わった後にアニメイトやメロンブックス、とらのあなに行ったりしてたし。
結局、現役で志望校の一つに合格できたんで結果オーライなんですが。
・・・・・・いや、それまでの積み重ねはそれなりにはあったのよ、3年通ってたんだから。
そうそう、理系進学科ですが文系に行く奴も私を含め結構いました、1/5ぐらい。
理系から文系へのシフトチェンジは結構楽なんですな、逆は辛いけど。
近年ははじめから文系志望で入ってくるのもいるとか。
最近は教育力の高さが注目され始めて、県立トップ校に合格する学力のある子が、去年は相当数がこの科学科に流れたらしい。Y先生曰く「3年後には科学科は横浜サイエンスフロンティアよりも注目されているかもよ」だそうだ。
残念ながら、東京都に住んでいるみんなは受験資格がないのだが、神奈川に住んでいる受験生は志望校に入れる価値があるのではないだろうか。
学費がタダなのに、予備校よりも面倒見が良い環境が得られるというのは、私立高校の特進クラスに通う生徒・保護者が嫉妬しそうだ。
都立国際高校は、塾などの受験業界側の人間からしても、進学先としてすこぶる評判が良い。理由は早慶上智などの最難関私大への現役合格の強さにある。
通常の大学合格実績には、一般入試での合格者だけがカウントされるのだが、都立国際高校は一般入試で大量の早慶上智合格者を輩出しているのみならず、これにはカウントされない、AO入試での合格実績が凄い。
AO入試とは、アドミッションズ・オフィス入試の略称で、通常の入試とは違って、面接や小論文が重視される入試だ。
近年は私立大学のAO入試が盛んで、最難関の早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学も活発に実施している。
進学校というのは、一般入試の難関大合格対策には非常に熱心なのであるが、このAO入試対策に関しては手薄の学校が多い。
だが都立国際高校では、この穴場のAO入試に対して徹底対策をしている。そしてその結果、都立国際の早慶上智AO入試の合格実績は全国トップを争っている。
受験ガイドなどに掲載されている大学合格実績からでは見えてこない、都立国際の進学力だ。
ところで、ICU高校と比較されることも多いが、やはり早慶上智への現役合格を重視すると、都立国際の方が勝っている。もちろん、両校とも素晴らしい学校だ。
難関進学校は自由な校風である学校が多いなか、白鴎高校は生活指導もきっちりおこなう学校で、大人しめの子が多い。服装の乱れとか、茶髪とかとは無縁の学校といえる。アルバイトも完全禁止。
「堅苦しい」という先入観を持つかもしれないが、どの生徒も楽しく学校生活を送っていて、通っている子や保護者からの評判はすこぶる良い。
白鴎高校といえば、全国レベルの三味線部、和太鼓部、囲碁・将棋部、ほか茶道部なども盛んな文化系部活動の盛んな学校。音楽の授業では三味線が必修で、白鴎生なら三味線はお手の物。
「辞書は友達、予習は命」という言葉が白鴎高校にはあるが、自分を含めて、進学塾の先生が白鴎高校を薦める理由の一つが、熱心な進学指導の体制にある。
白鴎高校は、23区内の中ではトップクラスに面倒見が良く、わざわざ予備校に通わなくても、大学受験できる体制が整っている。
東大生のチューター制度とか、校内夏期講習・冬期講習とかいろいろやっているのだが、例えば高校3年になると、通常授業の後に、さらに7時限、8時限があって、大学入試対策授業がおこなわれている。ここまで受験指導体制がしっかりしている進学校は多くないのではないか。
来年度には東大に現役合格者を複数名出すことは確実視されている。2012年度入試は偏差値が大きく上がりそうだ。2011年度入試は最後のチャンスかもしれない。
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評価:
![]() --- 東京学参 ¥ 2,100 (2010-07) |
八潮はうちがある旧第一学区の高校なので、よく知っている。5年前までは、正直、評判は悪かった。金髪、茶髪が当たり前の荒れた印象があった。
しかし今は違う。学校に訪問して驚いた。本当に落ち着いた環境。理想的な環境を維持していた。
学校見学した日だけが特別だったのではない。八潮高校に進学した男子生徒がいるが、やはり生活指導にはかなり厳しく、そのため学校生活全般も良い雰囲気のようだ。
学習指導のきめ細かさも上がった。アドバンスシステムという大学進学を支援するサポート体制をつくって、熱心に指導しているようだ。
今や八潮高校は、塾側からも積極的に生徒の進学先としてすすめたい、評判の良い学校になった。
学校の評判は常に変動する。それを強く実感した。
例えば、地元で評判の高い小山台高校。行事では運動会が有名だが、進学面では理系の大学進学に強いと評判だ。
今春の進路状況を見てみると、理系の国立大学としては最難関に位置づけられる東工大に合格者を量産している。東工大だけではなく、理系の国公立大や難関私大の合格が顕著だ。小山台の理数教育は優れているが、その効果が大学進学実績となって表れている。
同じく理系に強いと評判の戸山高校は、特に国公立大学医学部の進学に強い。同校は偏差値的には日比谷や西に次ぐレベルだが、都立トップ校に負けない医学部合格実績を残している。
しかも地方のいわゆる駅弁大の医学部だけではなく、東大理一をはるかに超える超難関大の医学部に合格者を出す。今春は、北海道大、東北大、横浜市立大の医学部に合格者を出したが、この3大学の医学部は東大よりも難しい。これに地方の医学部を入れると、もっと合格者を出している。
進学実績は、ただ単に数を比較するのではなくて、こういう風に学校の進学特徴を知ることも大切だ。
海城が高入生の進学実績不振で高校募集を取りやめることが載っていたが、驚いたのはその後の記事内容。
富永氏という中学受験関係者が「多摩地区のある学校もそう聞いている」という発言があった。前後の内容から、どう考えても桐朋高校のことを指しているとしか思えない。
混乱を防ぐため言っておくと、桐朋高校はまだ高校募集を停止していない。来年度も高校入試は存続させる。
ただしかし、最近はすっかり都立トップ校の併願校になってしまい、学力上位層が入学しなくなってしまった。海城と同じで、高入生の進学実績は相当に悪化しているとは聞く。
高校募集停止の噂は以前からあり、再来年以降はどうなるか分からない。私立高校は海城のように突然に募集停止をすることが十分ありうるということだ。
そうはいっても、公式には学校側は何も発表していない。この記事での富永氏の発言は本当だろうか。気になるところではある。
店頭に行っても過去問がない!という事態が毎年のように発生する。特に都立自校作成の人気校はすぐに無くなる。
毎年売り切れが早いのは、都立日比谷高校や都立西高校の過去問だ。
まだ購入していない人はいないだろうか?一刻も早く購入したほうが良い。ここではアマゾンを紹介しているが、在庫があるうちに買っておこう。
日比谷志望なら西高の過去問も。西高志望なら日比谷の過去問もやっておくべきだ。学芸大附属、筑波大附属、筑駒、開成、早慶附属の過去問もどんどんやろう。
目標は高校受験合格? いや違う。大学受験を見据えるのだ。これから大切な駿台模試も控えている。日比谷や西志望者は死ぬ気で勉強しよう。
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